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またコントみたいなことが起こるなんて…
あたしは、自分の部屋に帰った。
もちろん、麻生君も一緒
「ごめんなぁ~、本当にごめん」
麻生君はさっきからずっとあの調子
たしかに痛かったけど、そんなに謝られると心苦しい
「本当に大丈夫だから!あたしの不注意もあるし」
あたしはそういうだけで精一杯
でも、それを5回くらい言うと、麻生君も少しずつ謝る回数を減らしていった
「それより、ご飯にしない?」
あたしは話題を逸らした
「すき焼しようと思ってるんだけど…」
あたしがそうつぶやくと、麻生は目をキラキラと輝かせ始めた
「すき焼!?まぢで!?うわぁぁぁぁぁ、めちゃめちゃ久しぶり」
麻生君の笑顔かわいいなぁ
あたしはそんな恥ずかしいことを思いつつ、食事の準備を始めた
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