とっさのお願い

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ピンポーン ん!? 誰だろ、こんな時間に… あたしは玄関に向かった。 覗き穴から外を見ると、隣りの部屋の麻生祐也 「はぁーい」 相手が麻生君だと分かった途端、あたしは玄関の扉を開けた。 「どうしたの?」 あたしは不思議そうな顔で質問していたんだと思う 麻生君は申し訳なさそうな顔をした。 「ごめん!あの、回覧板を…」 そう言って、あたしに回覧板を渡してきた。 うちのアパートは、回覧板は相手に手渡しをするっていう規則がある。 近所付き合いを大切にしてるってこと! ん!? 近所付き合い?? あたしはこの時ピンときた 「麻生君!一生のお願い!!」 麻生君は目を真ん丸としてる 「あたしと付き合ってください!!」
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