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放課後
雑誌の話題は一日中続いていた
サツキはその会話を聞くたびに少し反応してしまっていた
だが心の中で自分に平常心平常心と言い続けていた
愛美「よし‼今日もケーキを食べに行くかぁ😃」
サツキ「そうだね😃美味しいケーキを食べて気分転換しよう」
愛美「そうしよう✊」
こうして二人はケーキ屋へと向かった
ついてみるとそこでも雑誌の話で盛上っている女子高生やOLがいた
サツキ「なんかせっかく美味しいケーキなのに落ち着いて食べれないよ💨」
愛美「さすがに人気雑誌に載ってしまうと凄いのね💧」
サツキ「こんなんじゃ全然気分転換にもならないし…😭」
近くにいたOLがサツキの存在に気付いた
「ねぇ~あそこにいる高校生この雑誌のモデルに似てない?本人かな?」
気づいてないふりをしようと目線を向けないように頑張るサツキ
「あっ‼本当だ、…でもスカートはいてるわよ」
「本当だ~⤵もしかして双子だったりとか?兄弟とかじゃないかな?」
「似てるってだけなんじゃない?それにもし姉妹がいたらもっと可愛くて綺麗な感じするけど…」
「確かに、そんな感じする🎵」
これを聞いてキレるサツキ
心の中で悪かったね男顔で‼と思っていた
「じゃあ他人のそら似ってやつかな~アハハ」
と言い違う話題になっていた
サツキ「も~好き放題言い過ぎじゃない?」
愛美「勝手に言わせておけばいいのよ‼ど~せ何日かしたら忘れてるんだから」
サツキ「そうかな~?」
愛美「気にしない気にしない‼ケーキ食べようよ」
サツキ「うん😃」
サツキがこうして普通の生活を送っていられるのはあとわずかしか無いことを二人はまだ知るはずもなかった
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