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13:00になる10分前二人は店へとついた そのお店は喫茶店で静かな雰囲気でとてもオシャレなお店だった 中へ入る二人 中へ入ると荒瀬はすでに席に座っていた 荒瀬の元へ向かう二人そして声をかける サツキ「あのお待たせしました」 そう言うと荒瀬はサツキの方へと顔を向けた 荒瀬「あぁ、わざわざお呼びして申し訳ありません」 そして愛美の存在に気が付いた 荒瀬が愛美の方を見て少し不思議そうな顔をしたのをサツキは見ていた サツキ「あのすみません、今日は二人で遊ぶ約束をしていたので一緒に来てもらったんです💧」 荒瀬「あぁかまいませんよ」 愛美「すみません💧ありがとうございます」 荒瀬「いいえ、どうぞ二人ともお座り下さい」 サツキ「失礼します」 席に座ったサツキはすかさず口を開いた サツキ「それでお話と言うのは?」 荒瀬「まずライフの事なんですが…サツキさんがモデルを引き受けていただいたお陰で売り上げがいいんですよ‼まずはお礼を言わせて下さい、本当にあの時はありがとうございました😃」 一礼する荒瀬 サツキ「いいえ、どおいたしまして」 荒瀬「それでライフが発売されて以来アキラ…まぁサツキさんになるんですが、そのモデルに関する情報を求めるファンからの電話が殺到していまして」 愛美「確かにライフにはアキラの名前が書いてなかったですよね」 荒瀬「はい‼今回だけのことだったので特別名前を載せることは辞めようと思ったのですが…ここまで情報を求める声が多いとは正直驚きました」 サツキ「それでど~するんですか?」 荒瀬「それでサツキさんに折り入って話があるんですが…実はファン以外にも他の雑誌出版社などからアキラを使いたいというオファーがきてるんです それでサツキさんに私のモデル事務所に正式に入っていただけないかと思いまして」 サツキ「えっ💦それってやっぱり男としてですよね?」 荒瀬「はい‼こちらとしてもこの様なお願いをするのはど~かと思ったんですが…事務所の方も全力を尽くしてバックアップさせていただきますので」 サツキ「前にも言いましたが私女なんですよ💧そんな周りを騙すみたいなこと出来ませんよ」 荒瀬「その気持は分かります…ですが我が事務所を助けるつもりでお願いしますよ」 荒瀬の事務所は最近モデルの引き抜きなど引退などがあり営業が傾きつつあるのだ サツキ「そ~言われましても…」 荒瀬「それでは1年契約だけでもいいのでお願いします」 しばらく考えてサツキは口を開く
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