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荒瀬「学校の事でしたら仕事の方は学校が休みの時でかまいませんよ」
それを聞いてサツキは少し驚いた
荒瀬はさらに続けた
荒瀬「前にも言ったと思いますが一年間という契約でも構いません、あとは専属のスタイリストもつけさせていただきます、その人にはサツキ(アキラ)が女だと言うことを伝えておきます」
サツキ「ですが…それでもリスクは大きいと思います、その人がもし万が一私の事をばらしたりしたらど~するんですか?失礼ですがそこまで信用出来る人がいるんですかね?」
荒瀬は少し驚いた顔をしていた
荒瀬「それは大丈夫です、私にも信頼している人はいますからね」
サツキ「それでも私は不安です、いくら協力してくれる人が居ても私自身がボロを出すかもしれないですし」
荒瀬「そんな時フォローさせるために専属のスタイリストをつけるんですよ」
なかなか引きさがらない荒瀬にサツキは困っていた
サツキ「それでも…私はこのお話をお断りさせていただきます、ここまで色々と考えてくださった事には感謝いたします」
荒瀬「わかりました…今はいってる仕事だけでも受けてはもらえませんか?」
サツキ「…それではもう少し…明日までに答えを出します、それまで考えさせて下さい」
荒瀬「はい、もちろんです、所でサツキさんご両親にはこの事はお話ししましたか?」
サツキ「いいえ、してないです、雑誌に載った事も伝えてませんよ、男姿で雑誌に載ったなんて、怒られそうで…それがどうかしましたか?」
荒瀬「いいえ、特に意味はないんです、ただご両親ともお話ししたいなと思いまして」
サツキ「両親にですか…💦」
荒瀬「はい、やはり大切な事だと思うんですが…明日この事も含めお返事頂く時に呼んでいただいても良いでしょうか?」
サツキ「…わかりました、それでは明日一緒に連れてきます」
サツキは親にもこの事を両親から反対し断ってもらおうと考えていた
荒瀬「ありがとうございます、それでは明日16時にこの場所で」
サツキ「わかりました、それでは明日までにきちっと答えを出しておきますので」
ペコリと頭を下げるサツキ
それに続き愛美も一礼した
サツキ「失礼します」
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