君が必要

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「ダンテ?」 「心配するなよ。ただ、夢を見ただけだからさ。」 「だが、凄いうなされようだった気がするが…。」 「ちょっとした悪夢を見ただけだ。」 「俺が来てから少しの間に見ていた悪夢か?」 「ああ。」 「なら、これから俺が一緒に寝てやる///」 「いいのか?バージル?」 「心配だからな///」 頬を少しだけ赤く染めてバージルは、そう言い顔を胸に埋めて来たのに俺は…何時も心配ばかりかけてるようで申し訳なかった。 依頼の仕事の時も心配ばかりかけて、迷惑かけて俺は何がしたいのか自分でも分からなくなっていた。 ただ、言えることといえば…多分バージルの気を引いたり、構って欲しいからとかだと思う。 不安にさせる行為も一緒に住み始めてから何度かした。 それは、バージルがどれだけ俺を必要としているのか、試して見たかったんだ。 どれだけ、アンタを俺の側で守れるかの自分へのテスト見たいなもの。 もう大切な人は失いたくないから…。
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