君が必要

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それにバージルは、俺のたった一人の家族であり、大切な恋人だ。 俺は、バージル無しでは生きていけない。 いなくなったら壊れてしまいそうな程、バージルを愛してる。 触れ合う肌の温もりも、仕草も、全部俺だけのものだ。 「バージル」 「…はぁ…ぁっ……ダン…テ…っ////!」 「バージル…愛してる。」 「…俺も…んッ……愛して…る…ひぁあぁっ////」 甘い吐息を漏らして喘ぐバージルの乱れる姿を見れるのも俺だけに見せる素直な時のバージル。 普段は、素直じゃないバージルを乱すのは俺だけってことだ。 もう二度と離したりしない。 離れ離れになるのは、あの時だけで十分だ。 「もう何処にも行くなぁ。バージル。」 疲れて眠るバージルの額に口付けをして俺は、そのままバージルを抱きしめて瞼を閉じ眠りに落ちた。 END
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