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アリス「なんで… レンが死ななくちゃ…」
アリスは泣いていてちゃんと喋れていなかった
レン「秀」
秀「ん?」
レン「死ぬか?」
レンの言葉に皆が驚いていた
秀「なんでまた…」
レン「お前、嘘ついてるだろ」
秀「はて、なんのことやら」
レン「言わなきゃ死ぬことになるけど、それでもいいか?」
秀「あ~、その前に質問」
レン「なんだ?」
秀「いつから知ってた?」
レン「お前の名前を聞いた時から」
秀「じゃあ、あの事も?」
レン「ああ。この世に、野中秀は存在しない」
秀「暴露するなよ。せっかく隠してきたのに」
レン「気にするな。野中鈴」
鈴?「名前まで知ってるし…」
レン「悪いが秀とは知り合いでな。お前のことは聞いてたんだ」
鈴「あのバカ兄貴…」
鈴は怒っていた
皆はキョトンとしている
しかし、数人はまだ泣いていた
それは、アリス、真弥、優美、そして杏である
鈴「時間は?」
レン「もって30分」
三人はハッとした
杏だけは反応しなかった
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