遠山君とサンタさん

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信一「………寒い」 11月はもうすぐ終わりすぐに12月になろうとしているころ 俺は遠山 信一(とうやま しんいち)は近づく冬に定番の言葉を言っていた 田中 「はぁーーサンタさん俺に彼女をくれーー」 田中がほざいている 田中は俺の友人でクラスメート 性格は女好きだがもてないという悲しい男だ 野郎の外見なんて聞いて喜ぶ奴は少なそうなので言わない まぁしいていえば田中は《中の下~下の上》だ 俺は学校の下駄箱で田中のほざきにを聞いていた 信一 「テメーはまだサンタクロースという架空人物を信じているのか? それにお前はそこまでして彼女が欲しいのか?」 田中 「ほぉー 信一君は俺と同じでモテないんだろ?」 俺は丁度下駄箱の靴入れを開けたため田中の話を聞き逃した 中には何通か手紙が入っていたのでそれを手にとりながら 信一 「何か言ったか?」 とたずねた しかし田中はなぜか泣きながら 田中 「うっ裏切り者ーーーーーーー!!」
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