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東の国では、もうすぐ日が暮れる時刻になりました。 「じゃあ、そろそろ行こうか、ルドルフ。」 「はい。」 ルドルフは、外でおじいさんが家から出てくるのを待っていました。 胴体には、大きなそりが、皮の綱で繋がれています。 おじいさんは、家から出てくると、ルドルフの頬を撫でました。 おじいさんの身長では、背の高いルドルフが立っていては、頭まで手が届かなかったのです。
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