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ピピピピッ
ピピピピッ
頼りなくなぜか控えめに鳴る目覚まし時計。
ピピピピッ
ピピピピッ
ピピッ
「んっ・・・」
ガンッ
目覚まし時計は壁にたたき付けられていた。
少し高かったけれど丈夫でめったなことでは壊れないという名目で発売されたアレ。
この部屋の目覚まし時計(アレ)としては超人的な長寿を保っている。
えらい。
投げた人本人は何事もなかったように眠りこけている。
そこへ見兼ねたママが起こしにきた。
「キラ朝よ。」
とりあえず言ってみるが・・・
起きない。
もしここでむっくりさっぱり起きたなら今日は相当不機嫌であろうこと間違いなしなのであまりかかわらないほうが吉。
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