MEMORY

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登場人物…兄 藤川 将斗(ふじかわまさと)高校三年 妹 藤川 希愛(ふじかわきら)中学一年 親友福島 明広(ふくしまあきひろ) おばさん 俺は兄の将斗、俺には一人の妹がいる、両親は交通事故にあい死んでしまった。 その時妹もその車に同乗していて命は助かったが頭を強くうち病院に運ばれた。 医者からは、記憶を無くしているいつ治るかわからないとつげられた。 医者が言うには思い出のあることなどをやってみるといいとアドバイスをうけた。 その日からもぅ半年も経つが妹は一向に治る気配がない。 兄「全く治らないどうしたらいいんだ…」 ピンポーン 誰か来たようだ… 将斗は玄関に向かった、すると隣りのおばさんがいた。 おばさん「将斗君希愛ちゃんの様子どうだい?」 おばさんは両親が死んでからよく世話をしてくれる俺たちの母親の代わりをしてくれるおばさんだ。 兄「全く治らないよどうしたらいいんだ教えてよおばさん」 おばさん「将斗君焦っちゃダメよゆっくりね」 兄「うん」 …「ねぇねぇ」 妹である記憶をなくしてから俺のことを兄ちゃんなどと呼んでくれなくなった。 兄「ん?どうした?」おばさん「あら希愛ちゃん元気にしてた?はいこれあげる」 おばさんは、妹に飴玉を一つあげた。 妹「ありがとう」 妹は喜んで口にくわえた、そして妹が 妹「ねぇ今度学校で保護者の集まりがあるみたいなんだけど…」 兄「いつだ?」 妹「来週の月曜」 兄「俺その日学校で放課後やることがあるからいけないんだよなぁ」 おばさん「あたしでいいなら行きましょうか?」 兄「本当ですか?ありがとうございます」 そして月曜日俺と希愛は、いつも通りに学校へ向かった。 今日は、俺が放課後約束していた日、親友の明広との約束だ。 兄「よぉ!アキ」 明広「おぅ!じゃさっそくやろうぜ!!」 俺と明広は、そう妹の記憶を思い出させるために思い出のことをいろいろやろうと話し合う事であった。前に医者から言われた通りに… 兄「いったい何からしたらいいんだ」 明広「どんなことしたとか思い出してみろよ、お前の思い出のうち少しは希愛ちゃんの思い出かもしれないぞ」兄「そうだなぁ家族で旅行に行った事とか…」 明広「あるじゃないかその調子だ…」 そしてその日の夜 ピンポーンおばさんである。 おばさん「今日ね保護者の集まりにい
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