675人が本棚に入れています
本棚に追加
雑草、そしてT。
その日私たちは学校帰り、とある公園へ立ち寄った。
時間は夕方16:30
季節は夏のよ~な秋。
しかし、私とTが普通の公園に寄るわけではなかった😏
そこは、廃虚化したのかと言うよ~な、雑草が自由きままに生い茂る。
ベンチに座る私たち。私の脚に雑草が…
『じゃまだ!』
私は、無抵抗な雑草をひきちぎる…
ふ😏雑草なんぞしょせんそんなもんよ✋
と、思っていた。
…私の横でゴソゴソ…ゴソゴソ…
ゴソゴソ…!?
無言で、意味もなく雑草をひきちぎりまくるT。
雑草が引き契られていく…。
私はそれをただただ見て~る♪
そして何か思いついたよ~にTが私を見、一言。
『帰ろうか』
雑草ひきちぎり作業、お疲れ様。
しかし雑草は今もなお、生い茂る。
恐ろしき、生命力、雑草。
最初のコメントを投稿しよう!