雑草、そしてT。

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雑草、そしてT。

その日私たちは学校帰り、とある公園へ立ち寄った。   時間は夕方16:30 季節は夏のよ~な秋。  しかし、私とTが普通の公園に寄るわけではなかった😏   そこは、廃虚化したのかと言うよ~な、雑草が自由きままに生い茂る。   ベンチに座る私たち。私の脚に雑草が… 『じゃまだ!』 私は、無抵抗な雑草をひきちぎる…   ふ😏雑草なんぞしょせんそんなもんよ✋   と、思っていた。   …私の横でゴソゴソ…ゴソゴソ…   ゴソゴソ…!?   無言で、意味もなく雑草をひきちぎりまくるT。   雑草が引き契られていく…。 私はそれをただただ見て~る♪   そして何か思いついたよ~にTが私を見、一言。    『帰ろうか』   雑草ひきちぎり作業、お疲れ様。   しかし雑草は今もなお、生い茂る。 恐ろしき、生命力、雑草。
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