イブ5日前

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「何送信した?」 「貴方の写メ欲しいなぁって送信した」 「なんで?」 「顔を確かめるのが一番早いでしょ」 タイミング良く飲み物が運ばれて来た。 晴はビール、翔子は酎ハイ。 それを飲みながら、晴はメニューを見る。 「来るまで食べましょ」 2人は適当に注文すると、また飲む。 ヴヴヴ バイブの音がして晴が携帯を開く。 「…ええー恥ずかしいなぁ。でも翔子ちゃんだけの出血大サービスだよ。だって」 携帯を渡されて見るとそこには茶髪の今時な男の子が写っていた。 「知らない」 「困ったわねぇ」 晴に携帯を渡すと、また素早く打ち込んでテーブルの上に置いた。 「今度は?」 「貴方の事知らないんだけどって送ったわ」 料理が運ばれて来た。 取り敢えず、お酒を飲みながらつまめる様なものばかりだ。 直ぐに返信が返ってくる。 「返信早いわね…、イブの日に色々教えてあげる。だって」 「もうお腹いっぱいです」 晴も返信を諦め、ビールを追加する。 「24日、私も仕事だから、一緒についていくわ。それならまだ安全でしょ」 「そうして貰おうかな」
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