イブ4日前

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嫌われている様に思われる態度を取っている、わたしが悪いんだろう。 「…気を付けます」 椎名は、ん?と不思議そうな顔を此方に向けたが、直ぐに視線を前に戻した。 その視線の先は目的地。 「じゃあ、お願いします」 「は?」 言葉の意味が分からず、思わず素が出る。 「僕は顔、バレてますから。本田さん、行って見てきて下さい」 「わたしが1人で、ですか?」 「はい。僕はここで待ってます」 何という悪魔だ。自分では行けないから、私を使う気だ。 仕方なく祥子は、店に足を向けた。 店の自動ドアが開く。 「いらっしゃいませ」 直ぐに店員の声がした。 店員は、清楚なお姉さんで、どこか晴と被る所がある。 まぁ、晴は高飛車なお嬢様だけど。 中はクリスマス前という事もあり、クリスマス仕様になっといる。 大幅にうちと違う所は見受けられない。
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