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ある日一人の少女が路地へ入って来た。
少女の名は『グレン』
150cmくらいの小さな体
ハニーブロンドの長い髪をツインーテールに真っ赤なリボンをくくり付け、秋桜のワンピースに手にはサンドイッチの入ったバックを手に持ち、ピクニックにでも行く面持ちで鼻歌混りに歩いている。
路地を歩いていると、グレンにいろいろな人が話しかけてくる。
『グレン!!今日こそいけるといいね。』
と洗濯物を干す40歳くらいのオバ様
『ありがとうオバ様』
『グレンッ!!どうせ行けないんだし、遊ぼうよ。』
とグレンより小さい男の子。
『ごめんねトーマス。また遊ぼうね』
私はそつ無くいつもの道を歩いている。
何回も何回もやっているうちに、大体この道はあっている。
この道は違うと思い、スタスタと進んで居る。
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