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「和輝」
「ん?」
「飲み物じゃ」
千世がコップにスポーツドリンクを入れて、俺に持ってきてくれた。
「ありがと」
「うむ」
俺は千世からコップを受け取った。
俺はコップに入っていたスポーツドリンクを一気に飲み干した。
やっぱり、体の水分が不足している時は、スポーツドリンクが一番だ。寝起きの水分不足がなくなり、体が楽になった。
そんな俺を千世が、何かを求めているような目で見ている。小動物みたいだ。
「おいしかったよ。ありがと」
俺は千世の頭を撫でた。
「それはよかったのじゃ」
千世は笑顔で言った。
朝からその笑顔は眩しいね。千世のバックに、あるはずもない可愛らしい花が見えてしまったよ。
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