78人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
「あ~あ サンタさん 行っちゃった」
「サンタさんも いろんな子供達にプレゼント配んないといけないから 大変だね」
「そうだね……」
「そーいえばさ 綾乃 サンタさんが来たって事は プレゼント届いてるんじゃない?」
「そうだ!?」
「綾乃には来てるかな」
「絶対来てるもん!!」
と言いながら 心配になったのか 焦りながら 走っていく
「湧一には 感謝せんとな」
「おかえし 何する?」
「まぁ 皆が集まったときでよくね? 綾乃一人のサンタをやったわけじゃないんだからさ」
「そうね」
「キャァ~~~~~」
嬉しかったのだろう 綾乃の悲鳴が響いてくる
「パパー ママー サンタさん来てたよぉ」
「そうか よかったなぁ」
ゆっくりと錦城と美沙子は 娘の元へ歩くいていく
最初のコメントを投稿しよう!