サンタカー製作

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翌日の夜8時過ぎごろ 湧一は職場の三木自動車のガレージに愛車を入れる 「社長 今日から何日か 仕事終わってから ガレージ使っていいですか?」 「別に構わんが 何に使うつもりね?」 この社長と呼ばれたオッサン 三木 義和は 湧一の勤める三木自動車を中心に何軒か店舗を経営している実力者だ ちなみに湧一の彼女の玖美の父親 「ちょっと サンタカーをつくろうと思って」 「さんたかー?」 「錦城さんに サンタの役を頼まれちゃって サンタクロースが乗りそうな エクステリアの車をつくる事になって」 「はぁ なるほど まさか 塗りかえはせんどが?」 「ボディに 色画用紙を貼りつけるだけですよ なんで 当日まで クレスタ動かせないんで 86使っていいですか?」 「別によかよ」 「ありがとうございます なら 錦城さん待つか」 「ほいじゃ おいは あがっで」 「お疲れ様です」 ちょうど社長と入れ替わりで 一台の白いワゴンが 入ってくる 錦城の愛車だ
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