終点

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夏希が目を覚ますとそこは先ほどの部屋だった。 夏希「頭いたい…」 少しガンガンする頭を抑えながら、夏希は立ち上がり隣りの部屋へ入る。 元「お、きぃついたか?」 夏希「えぅ、まぁ。」 少し苦笑いの夏希。 夏希「あの~、さっき風呂場に女の子が…」 元「あ、ありゃ俺の親戚の娘でな。ちょっと訳ありで、俺が預かってんだ。」 元は頭をかきながら言う。 夏希「いきなり風呂場で殴られたんですけど…」 少し苦笑いで夏希がいう。 元「ああ、わりぃな。あいつが風呂に入ってんの忘れてたんだ。」 あっさり元は言い放った。 元のあまりの爽快さに夏希はなんだかおこるのがアホらしくなった。 元「さてと、じゃまぁ、話してもらおうか。」 夏希「なにを?」 元のいきなりの方向転換に夏希は混乱した。 元「昨日なして、あんなとこにいたかをだよ。」 なるほど。
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