終点

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夏希はとりあえず今までの出来事を一通り元に話した。 元「そうだったのか…」 夏希の話しにさすがの元も笑うのをやめていた。 元「辛かっただろうに…」 夏希「ええ、まぁ。」 部屋に暗い空気が流れる。 元「夏希。お前これから、行く宛はあるのけ?」 夏希「いえ、これといって、あるわけではありません。」 夏希が言った。 元は少し考え込んでから言う。 元「お前がよければなんだか、ここでくらしてみねぇか?」 突然の申し出に一瞬夏希は戸惑うもののこれは良い話だと思い、 夏希「いいんですか!?」 元「ああ。いいとも。おめぇがいたいだけいて良いぞ!」 夏希「ありがとうございます!」 こうして夏希の元の家での生活が始まった。
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