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秋「お宅の名前は?」 強くどつかれ、背中をさすっている夏季に秋は尋ねた。 どうやら自分の名前を尋ねているらしい。 夏季「俺は…、夏季だ。」 なんとなく上の名前は名乗りたくなかった。 秋「夏季かぁ。よろしくな!」 いきなり呼び捨てかよ。 夏季「あぁ。」 そして素直に認める俺。 秋「来いよ。お前暇だろ?」 決め付けんなよ… 暇だけど。 夏季「何処行くんだよ?」 夏季が聞くと 秋「ついてくりゃ、分かるって。」 秋はそう答えて、夏季の手をグイグイとひいて行った。 ハートブレイカーの前から3分ぐらい歩いた所で、秋は足を止めた。 そこには綺麗な小川があって、釣りをしている人もいた。
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