プロローグ

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学校に入ってすぐ夏希はいじめにあった。 中学校から進学した奴等にとって夏希は自分達の進路の邪魔にしかならなかった。 友達は当然できず、学校ではいつも一人だった。 朝学校に行くと、靴は水浸しで机には酷い落書きがされている。 正直、夏季は学校に行くのが嫌になっていた。 しかし、夏希は不登校にならず、学校には通っていた。 不登校になったら、それこそいじめてる奴等の思うつぼだと思ったからだ。
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