終点

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夏希はどれくらい電車に乗っていたのだろう。 駅員「おーい、終電だど~!」 電車が止まっても上の空の夏希をみて駅員は言う。 夏希「ここは…?」 夏希は自分がどこにいるのか分からず駅員にきいた。 いや分かった所でどうしようもないのだが。 駅員「なぁに寝ぼけてんだ。ここは大空村だべ。早くうちさ帰れ。」 駅員はところどころなまりのある声で言った。 夏希「うちなんて…ない。」 夏希は少し悲しげな表情でいった。 駅員「はぁ…!?おい大丈夫け!?おい!!」 夏希はその場に倒れ意識を失った。
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