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日中のバスの車内はばあさんの社交場だ。章に『おんな』と書いたのでおんな=ねえちゃんと思ったかも知れない。しかしおんなは生涯おんなでありおとこも然りである。
バスのなかで観察してみると私のバスには女性と男性は7:3と少し女性が多い。更に8割は非生産世代の学生か老人で占められる。この比率は会社(地域)や路線で違うがマイカー所有の高い地方都市の典型である。生産世代はひとり1台は乗用車を持つのでバスは浜松に買い物か飲みに行く時くらいである。
お客様の概要はさておき年寄りと学生が多いバスの中は井戸端会議の見本市、まず多いのは愚痴。ストレス社会と言われて久しいが本当にそこまで不満が出る。脳天気な自分も鏡に映った自分を見たら『(・"・;)』っと眉間にシワが寄ってたりとこの空間で聞き耳を立てるのは心理的健康を害するな、こりゃあ。
愚痴については述べたので省略する。書いても気分悪いだけだф(・"・;)。
お客様でマダム(中年女性)に声を掛けられたらイライラカリカリしている人が多い。雨降りの朝なんて多かれ少なかれ遅れる事など判るのに『8分遅れたわねっ』と小言を捨てて降りて行く。運転席近くの左最前列に座ると『遅れてるわねぇー』と小言を呟く。余計な一言はドライバーの大きなストレスになる。なかにはうつ病になるドライバーもいる。特に最前列に座るお客様は『ブツブツ…』と謎の小言やアナウンスの真似事を呟く客も多い。このお客様についても後ほどゆっくりお話したい。
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