フレグランス

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香水も場合により善し悪しだ。好みもあるし年齢により『香水』も千差万別だ。 先述の通りブラジル人の多い我が街は匂いも複雑に重なり合い車内や待合室ばにおい゙という言葉を意識すると実に多彩な街である。 自分はCLINIQUEのHAPPY for MENを愛用しているが妻は香水は苦手なので結婚前に買ったのがまだまだ残っている。 つまり香水が苦手な人も多い訳でバス運転手でも例外ではない。それどころか年中苦手な香水を嗅ぎ続けた結果年中花粉症に似た症状の人もいる。 自分のフィーリングに合わせて香水をする人が多いから老人の場合は強くなりがち。アルコール分がキツい事も多い。このままでは鼻がバカになりかねない。 自分の場合は鼻をリセットすべく秘密兵器を持っている。それはピルケースに入れたコーヒー豆。人間の嗅覚は1日3回の匂いを記憶出来る。しかしそれをリセットできるのがコーヒー豆なのだ。香水専門店の店員が教えてくれたのだがこれが香水を買う店の判断基準にもなる。 香水ショップにコーヒー豆を置いてあるかそうで無いかが商品知識の有無に比例する。似た香水やボトルのデザインの由来や意味など興味は尽きない。
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