救いの手

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そして次の日曜日…今日もサッカーの試合だ…   また弁当がない…   私の父は出張とかで忙しく週に一回位しか帰ってこれない…   もちろん私の弁当など作る暇もなかった…   当日昼前になった… 他の大人が… 『弁当頼む人は今頼んでねぇ』 私は頼むか迷った… ここで頼まなければまた前回の様に空腹に耐えなければいけない‼ 今日こそ頼もう‼と長い間考えて頼もうとしたその時‼‼ 『とも~あんた今日弁当おばちゃんが作ってきたけん頼まんでよかよ‼』   と友達のおばちゃんが言った😵   何故俺が弁当ないの知ってるんだ⁉ おばちゃんは私にこそっとこう言った… 『あんたの家のことは聞いてる、この間昼ごはん食べてなかったろうが‼弁当頼み憎いっちゃろ⁉今度からおばちゃんが作ってくるけん心配せんでいっぱい食べんね‼』 私『いいと⁉でも悪かぁ😱』 おばちゃん『子供がそげん気ば使いなさんな‼あんたの母ちゃんのごたキレイか玉子焼きは作りきらんけどいっぱい食べろ‼』   私は胸がいっぱいで泣きそうになった… 昼になり友達とおばちゃんと弁当を食べた… 涙堪えるのがやっとであまり食べれなかった…
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