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二次会も終わりその夜🌃
私と兄は焼酎を手土産に友達の家に行った😁
友達一家は笑顔で迎えてくれ結婚式の日までの事を振り返りながらワイワイと飲んだ😁
するといつも明るくひょうきんなおばちゃんが真剣な顔つきで言ってきた…
おば『ともひろも大人になったけん、ちゃんと話ば聞ける様になったやろうけん、話す』
私『…うん』
おば『ともひろの母ちゃんが家を出た時、夕方位やったかなぁ…ねぇ婆ちゃん?』
婆『う~ん4時くらいぢゃったろ⁉』
おば『そうそう〓夕方にえらい暗い顔してこらはったやん!
やけんどげんしたね⁉って聞いたら、家を出るって言わしたけん、話ば聞いた。
そしたら泣きながら』
母『子供達をお願いします😓特にともは小さいけん心配…』
おば『って言わした…ホントあんたの事ばっかり心配しよらしゃった…
そんでこげん言わしゃった…』
母『ともは玉子焼きがホント大好きやけん、ともが来たときは玉子焼きを焼いて上げて下さい。私はもう焼いてやることができないから…』
おば『もう泣きながらそげん言わしゃっとたい…
ホント悔しかったとやろね』
私はそんなことがあったなんて全然知らなかった…
よく考えてみるとおばちゃんが作ってくれた弁当や夕飯にはいつも玉子焼きが入っており、その度におばちゃんが
『あんたの母ちゃんの様には上手く作れんけど』
とか
『あんたの母ちゃんの玉子焼きは世界一やもんな』
など言っていた
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