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城を出た武将達は次々に太守の悪口を言っていた。
武将
「クソッ!!あの野郎いい気になりやがって!!」
武将
「アイツのせいで武器なんかも対して揃ってないのによ!!」
どうやら江陵の太守はかなり傲慢で皆に嫌われているらしい。
紫黄
「おいおい。そんな事言うなよ。一応俺達の主君なんだぜ。」
武将
「でもそんな事言ってもよぅ。紫黄はどう思うんだよ!!」
紫黄
「お、俺は別に・・・・・・・な、なぁ?」
紫黄が卯恩に目で助けを求める。
卯恩
(仕方ない。)
卯恩
「まぁ、お前達が怒るのも無理はないが紫黄の言う事にも一理あるだろう。」
武将
「で、でもよぅ。」
卯恩
「そんなに太守殿の為に戦うのが嫌なら、考え方を変えたらどうだ?太守殿の為に戦うのでは無く、この江陵の民の為や、自分達の家族を守る為に戦うと考えればよかろう。」
武将
「おぉ!!さすが卯恩殿だ!!確かに民や家族の為に戦うのなら俺は異存はない!!」
武将
「あぁ俺もだ!!」
結局、卯恩の言葉により武将達はやる気になり早速準備に取り掛かっていた。
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