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ほとんど酔い潰れて、そろそろお開きにしようと片付け始めた時に肩にズシリと重みがかかった。
何だ?と振り返るとカレの親友が酔っはらいのしかかっていた。
『いや~、今日は本当によくやった。おれからご褒美をあげよう』
布団に仰向けに倒され、唇が迫ってきた。
『お気持ちだけでけっこうです、冗談はやめて下さい』
必死で振り払うが酔っていても男の力には敵わない。周りは酔っ払いだらけで笑っている。
きっと明日にはみんな忘れているだろう。
『まった~、ずっと俺のこと見てたでしょ』
『あなたじゃない!』
『いや~ん、今は俺だけ見て(笑)』
聞く耳持たずに唇を塞がれた。
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