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渇いたところに押し入られる痛みで我にかえり、叫んだ。 『いやーーーーーー』 大きな手で口を塞がれ、耳元で囁かれる。 『大きな声だすと寝てる奴らも起きちゃうよ』 まだ2、3人起きてへらへら笑いながら腰の振りを見て野次を飛ばしている。 カレは驚き目を見開いていた。 これ以上の人に晒されたくなくて、目を閉じ早く終わるのを祈った。
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