431人が本棚に入れています
本棚に追加
静かになり辺りを見ると、野次を飛ばしてた人達も眠っていた。
カレはいなくなり、カレの親友は私の上で寝息を立てている。
私は身なりを整え部屋を出ると、トイレに行き吐いた。
みんな酔っていたから何も覚えていないはず、だから私も忘れよう。
なかった事にすればこんなに辛くはないはずだから。
―コツコツコツ―
足音に身を竦めたが、トイレから顔をだす。
カレがいた。
私にお湯で濡らしたタオルを差し出し、頭をぽんぽん叩いて部屋へと戻って行った。
最初のコメントを投稿しよう!