ぼく

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僕の事 僕は何処にいるの? 僕は何をしてるの? 僕はどうしたいの? 僕にとって 僕は必要なの? 僕は暗く重たい空気の部屋に独りでいるよ 誰も知らない 僕の場所 他人の笑い声が 頭に響いて ここまで逃げて来たんだ 僕が消えたこと 誰も気付かない あんなに側にいたのにね 他人の目には僕は映ってなかったんだね 僕はこのままで 僕はこの場所に ずっといよう もう疲れたよ 他人に合わせるのなんて 僕にはなんの得にもならない 僕自身を苦しめるだけなんだ 僕も他人も僕を必要としてないよ 僕が嫌だなんだから 僕を本当に消さなきゃ 存在感がないのと 存在しないとでは 心の苦しみは全然違うから…
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