着れないユニフォーム

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着れないユニフォーム

ここは人里離れたオモチャ工場、中では数えきれないほどの機械や部品が置いてある。 小人「サンタさん、サンタさん今年もクリスマスの日が近づいてきました。ユニフォーム(サンタ服)の試着を」 この小人はサンタクロースの工場でオモチャを作ったり掃除、洗濯、家事、親父などサンタクロースの身の回りの世話をする親のような存在である。 サンタ「そんなものは必要ない」 小人「必要あります😠日に日に太ってるんですから着れなくなってたらどーするんですか」 サンタクロースは去年のクリスマスから20㎏も太っていた。 サンタ「着れなくなってたらまた作り直せばいいだろう」 小人「ダメです😠トナカイにかかる負担が増えるでしょう」 去年のクリスマストナカイはサンタクロースの重みでヘトヘトになって帰ってきたのだ。 サンタクロースは渋々、ユニフォームを着てみた。 すると前のボタンが全然とまらない 小人「ほら、だから言ったでしょう。明日からダイエットを始めてもらいますから」 サンタ「なんで、わしが、痩せたサンタクロースなんか見たくないだろう?」 小人「心配しなくてもサンタさんがガリガリになることはまず、ないでしょう。」
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