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おばあちゃんは、複雑な気分だった。
自分のことを思ってくれるのはうれしかったが、ゆうたにはみんなと同じようにオモチャをもらって喜んでほしかったのだ。
その頃、オモチャ工場では、子供たちがだした手紙をサンタクロースが読み上げているところだった。
サンタ「サンタさんへ、Wiiリモコンをください。
サンタさん、PS3をください‥‥‥‥まったく今の子供はテレビゲームばかりを欲しがりよって、昔の子はブリキのオモチャで喜んだものだ。」
小人「どーします?」
サンタ「仕方ない、ちょっとコストはかかるが用意してくれ」
小人「分かりました。」
サンタ「わしは、町のようすを見てくる。」
小人「そんなこと言って、ただダイエットをサボりたいだけでしょう😠」
サンタ「何を言う、ダイエットは成功しただろう。30㎏も痩せた。」
小人「目標の体重まであと10㎏落とさないといけません」
サンタ「勘弁してくれ」
そう言うとサンタクロースは逃げるように外に出た。
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