はじまり*・。+'

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『あんなん 全然大丈夫だよ。気にすんな。』 斜め前のそこからは アイツがこっちを振り返って 笑顔で話しかけていた。 そのとき その笑顔で 不思議とあたしは笑顔になれた。 苦しくて 苦しくて 泥につかっているようだった毎日から 引っ張り出されたみたいだった。 そこから あたしの恋は始まった。
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