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雨が降ってきたこの日は外に出ないほうがいい、もしも家に帰れなくなったら・・・考えただけでもぞっとする。
しかし本能が外に出たがってる、ここは堪えるしかないんだ。
雨が止んだ、なんとか本能に打ち勝った俺は外に出てみる仲間の数人が道っぱたで倒れてる。
助ける事は出来ない俺が助けるために仲間の所に行ったら俺もコロッと逝っちまう。
それだけは避けねばならない、さて畑を耕すか。
ん?また雨?空は青いのに。
違う!これは農薬だ!!
ヤバイ体が痺れて来た!
動かない!
なんだよこれ!散々俺達はお前達のためにこの畑で働いてきたんだ!
俺達のお陰でこの土は自然な栄養があるというに!
散々働いた見返りがこれなのか?
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