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細かいことは気にしない。
今日の冒頭ももう一度あんな感じでいいや。
フラグ無しのままイヴになってしまった…。
しかし家にいるよりはましだと思い、足は少し重かったけれど予定通り街に出た。
毎年クリスマスイヴは家に篭もっていたために、
この独特の雰囲気は自分にとって真新しいものだった。
街並みは予想通り、独り身に有毒な光と音楽を発していた。
しかし、少し意外だったのは、街はカップルだらけじゃない事。
考えてみれば当たり前の事なんだけれど
仕事中であろう人達もかなり目についたし、
自分のように1人で歩く人もたくさん見受けられた。
何だか少し元気が出てきた。
今年はたとえ独りでも、クリスマスを楽しんでいる街のみんなに幸せを分けてもらおう。
人の幸せそうな顔を見ればきっと自分も幸せな気分になれるはずだ。
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