自己防衛型自己破壊

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「やぁ、待たせたな」 昼下がりの喫茶店。 僕のお気に入りの場所で、昔からの親友と待ち合わせ。 何年ぶりだろうか… 久しぶりに会う友人の姿を見つけ声をかける。 「あぁ、久しぶり。君とは何年ぶりだろうね。」 にっこりと微笑み言葉を放つ彼の、前方にへと回り椅子にへと腰掛ける。 僕の前に珈琲が出され、それに砂糖とミルクを入れ掻き交ぜる。 「今日はね、君に面白い話を持ってきたんだ。」 珈琲をすする僕の前で、目を細めにっこりと笑う友人。  
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