自己防衛型自己破壊

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Aはとても花が好きだった。鳥も犬も猫も、動物も好きだった。勿論人間も好きだった。 ある日ふと気付いたのだ。 「僕は何が一番好きなのだろう。」 花も動物も人間も、境界線なく好きであった彼は、答えを見つけようと悩んだ。 しかし、その答えを見つける事なく日は過ぎた。 ある時、Aは3人に恋をした。 一人は花の様に美しい女性。 もう一人は獣の様に魅惑的な女性。 もう一人はとても人間らしい女性だった。  
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