用語解説

2/2
前へ
/240ページ
次へ
《FSF》 大西洋連邦宇宙軍(FederalSpaceForce)の略。CE10年に設立され、CE57年にユーラシア宇宙軍、アジア共和国航空宇宙軍と合同軍としてプラント宙域に駐留し、これが後の地球連合軍の前身となる。 《エンディミオン・クレーター》 連合の重要な資源供給拠基地。CE70年6月2日にZAFT軍に攻められ(エンディミオン・クレーター攻防戦)、この時の戦闘で連合軍は第三艦隊が壊滅させられてしまう。連合は鉱床、施設の破壊を兼ねてレアメタルの混ざった氷を融解するための設備、サイクロプスを暴走させZAFT軍を撃破したがその際、連合側にも多数の犠牲者がでてしまう。連合は大敗を糊塗するために、この戦闘でジン五機を撃破したムウ・ラ・フラガを『エンディミオンの鷹』として英雄化した。 《サイクロプス・システム》 本来は兵器では無く、上に書いた通り、レアメタルの混ざった氷を融解させるため資源基地に敷設されていた採掘設備であったが、エンディミオン・クレーター攻防戦において、第三艦隊を壊滅させられた連合が鉱床と施設の破壊を兼ねてサイクロプスを暴走させ、その結果ZAFT軍に壊滅的打撃を与えたことから兵器としての有効性が注目される様になる。その後サイクロプス・システムはCE71年5月8日に行われたZAFT軍の攻略作戦『オペレーション・スピットブレイク』でも使用され、ZAFT軍の投入戦力の八割に損失を与え(友軍にも多数の被害が出る)、それ以後、地球上でのミリタリーバランスは連合有利に傾いた。 《エルビス作戦》 プラント本国攻撃を最終目標とした地球連合軍の一大侵攻作戦。 《第一宇宙艦群》 本作で勝手に作った艦隊。正規の艦隊ではなくあくまで月基地復興処理の為に臨時で編成された艦隊。名前が『艦隊』ではなく、『艦群』なのもそれが原因。所属の違う部隊の者が集められた、寄せ集めとも言える部隊で本来ならこういう艦隊が造られる事はそうそう無いのだが、戦後処理や前大戦で多大な被害を受けた宇宙艦隊の再編等で余裕が無い軍上層部が生み出した苦肉の艦隊、という設定。司令官はグィンタ・ヨーゼフ准将で寄せ集め部隊である第一艦群をよく纏めあげている。
/240ページ

最初のコメントを投稿しよう!

139人が本棚に入れています
本棚に追加