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翔は青田の胸に飛びこんだ。厚い胸の中で震えていた。
「翔くん?」
青田は手の置き場に困りながら、翔の髪を撫でていた。
「ずっと憧れてました。キスも嬉しかったのにびっくりしちゃって…」
まだ震え続ける翔の背中を温かい手が撫で続ける。
「俺も…ずっと気になってた。翔くんが、いや翔がずっと見てるの知ってたし、もしかしたらって期待もしてた。今日は酒の勢いで部屋に呼んだんだ… 俺、翔を抱き寄せてもいいのかな?」
翔は青田を見つめ、深く頷いた。
優しい眼差しの青田の顔が再び近づいてきた。
長いキスの後、顔を真っ赤にした翔に青田は吹き出し、また優しく唇をよせてきた。
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