629人が本棚に入れています
本棚に追加
その子は目が大きくて、
少し長い黒髪。
背は普通の人よりも少し小さく、
笑った顔といったらそりゃもぅすっごく可愛いの!!!!
______それが、俺の弟
“萩沼 由城”(はぎぬま ゆいき)
16歳。
運動神経、勉強は普通。モテるが彼女は作ったことがない。(本人は要らないらしい…)
そんな弟が大好きな俺、
“萩沼 誠司”(はぎぬま せいじ)
21歳。大学に通ってます。
_______パタパタバタバタ…
「ただいまー…って兄ちゃん、早っ!!もぅ帰って来たの!?それと…なんでいつも俺の部屋に居るの!?」
「いいじゃんかよー。兄ちゃんは賢いからレポートとかすぐに終わっちゃうんだよ!早く帰って来ても由が居ないから寂しくて由の部屋に居るんだよ!!!」
「こンのブラコン野郎!!!いい加減目ぇ覚ませ!!!」
「ブラコン結構!!!さぁ由!!兄ちゃんの胸に飛び込んでおいで!!」
「誰がそんなことするかアホ!!」
ドガッ!!
と蹴の鈍い音が聞こえた。
「由…足が…結構腹にのめり込んだぞ…ぅげ…」
「バカはそこでくたばってろ。」
由は部屋を出て、どこかへ行ってしまった。
「ゆ…由~~」
最初のコメントを投稿しよう!