“突然すぎるよ”

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ブロロロローーーー 「由、今日は何しに行くんだ?」 誠司は車を運転しながら聞いた。 「…先輩と買い物ー」 誠司と顔を会わせないように、由城は窓の外を見ていた。 その頃、家では――― 「本当、仲が良いわねあの二人。」 「…あぁ」 「二人には悪いけど、そろそろちゃんと決めましょう。」 「…………あぁ…」 「はい!!!到着~」 元気よく誠司は言った。 「ありがと!!!」 由城はお礼を言ってすぐに出ようとしたら… 「由」 「何?」 ___チュ___ 「!!!???;;#$%=♂※☆○←▽*@!!??」 「行ってらっしゃい」 …由城は驚いて顔が真っ赤になった。 キスされた__男に…兄ちゃんに… 由城がおりたあと、 車は行ってしまった。 「あ!おーい萩沼!!……?どうした?顔真っ赤だぞ?」 そんな先輩の声もまったく耳に入らなかった。
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