街からへの脱出

2/7
前へ
/146ページ
次へ
隆之「わーりぃ、わーりぃ。ちょっと手こずって、さ。」 野山「…。まあいいや、もうそろそろいこう、長居は出来ないだろ?」 野山は皆を急かすかのように言った。 隆之「…まてよ?金城は?」 金城の姿が見えない。 野山「は、は!そういやさ!おまえらがいない間つええゾンビにあってさ!」 隆之「おい?」 野山「しかも撃っただけじゃしなねぇのな!はは。」 隆之「野山ァ!!」 隆之の声が武器庫中にこだまして広がる。 野山「…」 野山は下を見てうつむき加減に、真面目な顔になっていた。 隆之「金城は…?」 緊迫した顔で問う。 しかし野山は答えようとしない。 隆之「まさか…畜生!!」 隆之は悔しさに顔を歪めた。 その時、ドアが開いた! 金城「野山!脱出経路、確かめたぞ!ゾンビがいない今がチャンスだ!!………?何この空気」 空気が凍っている。 隆之「おい…野山ァ!!」 野山「ちぇ!もう少し引き延ばしたかったのに!」 野山は薄気味笑いを浮かべる。 … 隆之「いくぞ。」 そういった隆之の後ろには野山が倒れていた…
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

336人が本棚に入れています
本棚に追加