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隆之「わーりぃ、わーりぃ。ちょっと手こずって、さ。」
野山「…。まあいいや、もうそろそろいこう、長居は出来ないだろ?」
野山は皆を急かすかのように言った。
隆之「…まてよ?金城は?」
金城の姿が見えない。
野山「は、は!そういやさ!おまえらがいない間つええゾンビにあってさ!」
隆之「おい?」
野山「しかも撃っただけじゃしなねぇのな!はは。」
隆之「野山ァ!!」
隆之の声が武器庫中にこだまして広がる。
野山「…」
野山は下を見てうつむき加減に、真面目な顔になっていた。
隆之「金城は…?」
緊迫した顔で問う。
しかし野山は答えようとしない。
隆之「まさか…畜生!!」
隆之は悔しさに顔を歪めた。
その時、ドアが開いた!
金城「野山!脱出経路、確かめたぞ!ゾンビがいない今がチャンスだ!!………?何この空気」
空気が凍っている。
隆之「おい…野山ァ!!」
野山「ちぇ!もう少し引き延ばしたかったのに!」
野山は薄気味笑いを浮かべる。
…
隆之「いくぞ。」
そういった隆之の後ろには野山が倒れていた…
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