「不自然な街」

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「できたわよ。」 そう聞いて、食堂へ向かった。 すると?? そこには食べ物などなかった。 「ないじゃん。はやくつくってよ。」と急かす。 だが、母は作るそぶりをみせない。 さすがにおかしいと思った隆之は、 「お母さん、一体どうしたの?」と問いかける。 しかし答えない。 こうしてる間に玄関のドアの音が鳴る。父が帰ってきたのだ。 正に助け船。隆之はいちもくさんに父のところへ行き、母がおかしいことを話す。 しかし、どうしたものか 父も答えない。 その時!!父の体が震えだし、口から変な緑の物体があふれだした。 …うわぁぁぁぁッ!! 父をたまらずけりとばす。 父は倒れたが立ち上がり、ウォアエォォ… と気味が悪い唸り声をあげた。 後ろから母親も同じように唸りをあげる。 隆之は恐怖でいっぱいになり一目散に外へと駆け出す。 「意味わかんねぇよ、なんだよコレ…」 なんと、街じゅうが唸りが包んでいる。 「怖い!とりあえず、学校へ行ってみよう、そこで友達に連絡を取れば…。」 そして、学校へと向かった。
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