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冷たい風が、隆之達とゾンビ達を仲立ちに吹きとおる…
廣野「くっ…今回ばかりはつらいな…」
少しは戦いなれてきた皆もかなり辛そうな顔をする。
しかし、隆之が気付いた!
隆之「!!おい、ダイナマイトあったよな?」
野山「あっ」
野山は直ぐ様取り出した。
隆之「やりぃ!おれらの勝ちだ!投げろ野山!」
野山は静かに頷き、おもいきりゾンビに投げつけた!
隆之「ふ、終わったな。」
隆之が勝ち誇った。
その時!
ゾンビの一人がダイナマイトをキャッチする。
隆之「げ…、まさか?」
そのまさかであった。
ゾンビは直ぐ様投げ返す!
これには皆冷や汗をたらし、顔が歪む。
隆之「ちょっ、、マジかよ!!逃げるぞ!」
皆は必死に相手に背を向け走り出す。
しかし、逃げ切れるわけがない。
さすがに皆、死を覚悟する。
隆之「くっそぉ!!」
金城「死ぬのか…!?」
廣野「冗談じゃないぜ!くそ!」
野山「死にたくないよ!」
そしてダイナマイトが爆発する…
『うわああああああっ!!』
しかし、爆発しない。
皆が不思議に思い、ゾンビ達の方に振り替える。
すると、奇跡が起きていた。
そこには、ダイナマイトの発火線を掴み、こちらに微笑ながら立っている…
「高村 秋」だった。
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