粉雪
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『もうやだ! 真人とは別れる』 「本当、ごめん‥」 これが、初めてではない。 だが、 わかるのは初めてでないことだけで 当の本人達も 何度目の別れ話かは 忘れてしまった。 気の強いあゆに 完全に尻に敷かれる真人。 あゆは激しい独占欲の持ち主の為、 いつも事あるごとに 真人は別れると迫られていた。
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