8月1日(金)【奈緒】

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    紗耶 「遅い」 弥生 「ひい!?」 紺 「遅いぞぉ。こいつぅぅ」 弥生 「ひいぃ!? すいませんでしたぁ!」 紺 「まったく…だからあれほど身長を伸ばせって言ったのに…」 弥生 「初耳ですぅ。 それに、好き好んでこんな体系になったわけじゃありません!」 紺 「初耳ですぅ~」 弥生 「あぁんっ!? 殺意しか湧いてきません!」 紗耶 「みんな心配してたよ」 弥生 「えっ…?」 紺 「そうだよ。 鈴音先輩も琴音先輩も、翠先輩も…弥生がいなくなったからって、みんな遊ぶのを忘れて走り回ってるよ。弥生のこと」 弥生 「…そ…そんな…」 紗耶 「鈴音なんてサンダルだと走りにくいから、裸足で走り回ってる」 紺 「貝殻とか踏んで、血まみれになりながら…ね」 紗耶 「琴音は何回も転んでた」 紺 「弥生は、もう、みんなの中で欠かせない1人なんだね」 弥生 「……っ…」 紺 「だから…ね。 早くみんなのところに戻ろ?」 弥生 「はっ……はい゛ぃ…」 紺 「うんうん。 もう心配かけさせちゃダメだよ」 弥生 「はいっ…すいません……っでした…」 ……… 弥生 「………」 怜 「わはは、おらおら埋めろ埋めろー」 翠 「あははははははっ!よかったじゃない鈴音。憧れのナイスバディよ」 鈴音 「あばば…ちょっとタンマ…そ、これ以上はさすがにきついかも…。お…重い」 琴音 「す、鈴ちゃん! 気をたしかに!」 鈴音 「おおぅ…マイシスター。 助けてはくれないんだね…これが厳しい現実…」 紗耶 「奈緒の方がまだ大きい」 鈴音 「よっしゃあい! もっと盛れぇ!!」 怜 「よしきた!!」 弥生 「………」 紺 「ごめ~ん。う・そっ」 弥生 「ぴゃああああああんっ!!!」 ……… …… … 雅樹 「うあー…いい湯だった…」 1人で入るには、ずいぶんと広い風呂だったな…。 せっかくの風呂が、日焼けのせいで堪能できなかったのが、ちょっぴり悔しい。 琴音 「あ、雅樹くん。 お風呂は気持ちよかった?」 雅樹 「おう、琴音たちも入れよ。 明日の為に疲れを癒してこい」  
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