第一章

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「どうも皆さん、はじめまして。 斎藤探偵事務所の斎藤です」 「助手の安藤です!」 「まず最初に、今作品を読んで頂き誠にありがとうございます。 作者の代わりを持ちましてこの場でお礼を申し上げます」 「これから先、まず最初は事件のあらすじを説明させていただきます。 記念すべき第一回目は、この先の事件において、運命的な出会いとなるお話です。 簡単なあらすじとしては、ある女子高生からの依頼。 亡くなってしまった父の遺品であるキーホルダーを探して欲しいとか……」 「先生、大変でしたよね」 「ああ、キミのおかげでね」 「そんな私達の珍事件を見ていただきたいと思います」 「今回は活躍させて貰いました。ねぇ、先生!」 「…………………」 「先生?」 「では、前置きはこの辺にして私達の活躍を楽しんで頂きましょう。 それでは―――」 「始まり 初まり」 「字が違うぞ」
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